今年はいつにもまして暑い夏となっていますね~
36度、37度えーっと言いたくなるような気温! 私は日本でも有数の暑い場所で育ちましたが昔はそんなに暑くはなかった!!!
今は北海道に住んでおりますので内地に比べたらぐっと涼しい。
ただそれでも私がこちらに来た頃(30年以上も前なのですが)に比べるとずいぶんと変わってきています。
そんな夏にはやはり麻がいいですね~ 私が使っているのは古い麻ですがやはりその肌触りは格別。昔から日本人と共にあったんだなあと納得です。
これは3種類の麻布をつないだスヌード。肌につかず離れずの張感がさわやか。
スポンサーサイト
今までずいぶんと蚊帳でスカーフやバックを作ってきましたが半端布が結構出ます。たまにバザーに出したりすると喜ばれたりもしたのですが墨染めの蚊帳はナカナカ手に入らないので中途半端なサイズもストックしていました。
これもそんなものの一つ。何とかうまく活かせないかなあと夏の巾着にしてみました。蚊帳部分を二重にして強度を出してアクセントに大島をパッチ。すこーし透けます(笑)。
本当はもう少し透けるともっと嬉しいのですがまあ、強度優先で二重にしました。
裏なしですので切りっぱの縫い代が気にはなりますが、まあ何とかかな~
さてこちらはアンティークの絽の訪問着だったもの。
手書きの大胆な芥子(?)の花がとても魅力的です。ただ残念なことに染料の飛びとシミが一つ。そんなことで「ちょっぴりもったいないスカーフ」となりました。
夏物のアンティークは贅沢な感じがしますね。
昔、昔、若いころ京都に住んでいましたが暑い暑い夏の日に涼しい顔をしてお着物をお召しになっていらっしゃる方を見て凄いなあと感心したものでした~
布の整理をしながらぼちぼちと作っております。
こちらはアンティークの紗(?)の着物から仕立てたスカーフ。夏物は汚れなど状態の良くないものが多いのですが、これもシミや色移りなどがあってどうしようかなあと思いつつ、そのままにしてあったものです(画像だとあまり難が出ませんねーパッと見た目には案外気にならないのかもですね)。
柄が好きで取っておいたので、そのまま輪にして本当に簡単なスカーフにしてみました。
大胆なユリ柄はナカナカ魅力的。
こうした大胆な柄は今は見かけませんからアンティークものならではの魅力ですね~
3種類の麻を繋いだロングタイプのスヌードです。
一つは麻の絽。絹や綿の絽はよく見ますが麻の絽というのはあまり見かけないように思います。このさらりとした肌触りは暑い季節に魅力的ですねえ~
スカーフが続きます。
こちらはジョーゼットのような薄手のアンティーク着物と紗の無地を合わせたスヌードです。
いつもより長めのロングタイプで首回りゆったりタイプ。トルソーだと実際に掛けた感じのようにはいきませんね~
夏の着物の代表格、絽を表と裏に持ってきたスカーフです。
透け感がとても涼やかですが、見た目と実際が一致しないのが夏の着物かなあと思います(笑)
やはり結構暑いですよね。夏は浴衣に限る!?
スカーフですのであまり夏に限ってと思わなくてもいいのかなと思うのですが冷房の効いたところでアクセサリー感覚で使うのによさそうな感じです。
墨染めの麻の蚊帳から仕立てたスカーフです。
小穴や繕い跡など色々難があるのですが、繕い跡が私的にはツボです(笑)。
墨染めの蚊帳から仕立てた夏のトートです。
大島をパッチしてアクセント。久しぶりに作りました。
私の子供の頃は蚊帳を使っていましたが今でも蚊帳は使われているのでしょうか?あのころが懐かしいなあ~
昨日に続いて麻のスヌードです。
シャリ感のある麻ですが、綿交じりでしょうか。夏のアンティーク着物だったもの。
さらりとした肌触りがいいですね~
ただこれだけだと地味なので少し色味を入れたいと思い両面染めの木綿を合わせてみました。
リバーシブル感覚で面白く使えそうです(両面染めなのでうまく両面つかえるようにしないともったいないんですけどね~)。
今日は七夕ですね。
でもこちらは雨。なぜか七夕は天気が悪いことが多いような気がするなあ~
このところはっきりしないお天気で今日は肌寒いー長袖です。
と言っても7月ー夏を意識して麻でスヌードを2本作ってみました。1枚目は絣柄を織り出したもの。もう1枚はとても良い上布から。この時期ならではの肌触りですね~

金魚の絵が一寸珍しいお猪口にセットした針山です。
珍しいけど、あんまり出来が良くない! 金魚の絵があまり上手じゃあないんですよね(>_<)。
一寸がっかりなのですが、まあ季節ってことで(笑)。
同じようなポーチが続いています。
こちらは古い丸帯から。どちらも黒紬とつないでいます。宝船を織り出した物はかなり厚めなので全て帯地で仕立てるより蓋部分だけにする方がスッキリしますね(以前はすべて帯で作ったのですが、やはり一寸もたついたなあと反省)。
薩摩ボタン(復刻版ですが)を付けた方はかなり時代のあるもの。このぐらいだと扱い易いですね~
アンティークの帯から仕立てたボタン留めのポーチです。
以前も同じような物を作ったと思うのですが、この手の帯はナカナカ手に入りにくくなっているので端布も大事に取っておいたもの。
まだ残りがあると思うのですが見つからない。。。 端なのでシワや少しのスレなどあって状態は少し問題もあるのですが黒紬を繋いで何とか形にしてみました。
黒の方は何の柄でしょうか、花唐草かな?を織り出したもの。こちらはシェルの面白いボタンをつけてアクセント。