今日で平成30年も終わり。大晦日となりました。
小樽はここしばらく真冬日が続き雪の日が続いています。日本海側の宿命みたいなものですが連日の雪かきに疲れたア~
お正月の準備も気力がなくなりますね(笑)。 画像は雪に煙る石狩湾です。
この1年、面白くないブログを訪れて下さった皆様、本当にありがとうございました。
今年は「災」という字が今年の漢字に選ばれましたが来年は良き年になるといいですね~
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今年も残すことろあと2日ですね~
本当にアッという間の1年でした。思えば今年は年明けから色々な事が続いて気が付けば年末という感じでしたね。
来年が穏やかでよい年になることを祈らずにはいられません。
さて、相良刺繍をあしらったお懐紙入れを何点か作って最後の柄部分から御朱印帳入れを作りました。柄取りの関係から長さが取れなかったので黒紬とつなぎました。
御朱印片手に旅をしたいですね~
黒のこれも膨れ織の一種でしょうか?道行から仕立てたお懐紙入れ(?)です。
道行には飾りでボタンがあしらわれているのでそれを付けて遊んでみました。遊びすぎ? たまにはこんなのもいいかな(笑)。
お正月には何か新年らしいものを、と思って毎年何点がアップするのですが、今年はお懐紙入れにしようかなあと思ってぼちぼち作っています。
これは相良刺繍で宝尽くしを刺したナカナカ凝った訪問着から仕立てたもの。刺繍自体は面白いと思うのですが一寸地味かなあ~
微妙ですね(笑)

前回と同じ結城紬(?)から仕立てたスヌードです。こちらはアクセントに朱赤の唐草を織り出した紬を入れてみました。
前回も書きましたが結城にしては硬めだなあと思っていたのですが、それまで長い間しまいっぱなしにしてあったものでしたがこの度使うために出してきてあれこれ触ったりしているうちになんとなく手触りが変わってきたーー柔らかみが出てきたようですー空気に触れたり人の手に触れることで布というのは変わってくるのでしょうか???
気のせいなのか、よくわかりませんが空気に触れることは大事な事のように感じました。
結城といわれて購入したものですが確証はありません。着物ではあったのですがおそらく一度も袖を通していないという状態の物でした。リメイクの服に仕立ててもらおうかなあと思ってそのままになっていたものです。
そんなものが一杯たまっているのですが。。。 これはおくみ部分をスカーフにしてみました。水をくぐっていないと思われるものなのでとてもしっかりとしているーーかなり硬めのです。で裏に持ってくるものをどうしたものかと悩んで無地の紬を合わせてみました。
こうした組み合わせはあまりしないのですがどうだろう?
色的にはすっきりとうまくいったかな。使い込んでいくとこなれてくると思うのですがねえ~
今月に入って仕立てた白大島のお懐紙入れの問い合わせがあったのでまた作ってみました。
この白大島はお懐紙入れにするといい感じですね。さてこれはどうかな~
昨日に続いて絽刺しのポーチです。
今日は2作一緒に画像をとってみました。 以前絽刺しの展示会にも行ったことがありますが、やはり和装関係に仕立ててあったものが多かったような気がします。お値段も結構だなあと思った印象でした。手作りですから当たり前ですが現代に活かし行くには、もう一ひねり欲しいような気がしました。だいぶ前の事ですが今はどうなっているのかなあ~ と素人が勝手な印象を述べました(笑)
刺繍にもいろいろな種類がありますが絽刺しってご存知ですか?
私が絽刺しを知ったのはここ10年ぐらいかな~ たまたまTVで知ったのですがもともとはかなり歴史があるもののようです。
で、先日錦紗の羽織に絽刺しを貼り付けた(つまりアップリケ?)ものを見つけたのでその絽刺しをとって黒紬に張り付けてポーチにしてみました。なんとも変形で一寸どうかなあとも思うのですが切るわけにもいかないのでそのまま。絽刺しを貼り付けたものはたまに見かけますが、なんとも面白いですね。
画像上の小さな抱えのバッグはアンティークの絽刺しのバッグ。全く実用性はないのですが昔のバッグのお決まりのように小さなポケットには鏡が入っています。昭和の初めに絽刺しが流行ったことがあったということなので、そのころの物でしょうか?
五十代後半、六十を過ぎてから色に惹かれるようになりました。
以前は着るものは黒が中心でしたが(おかげでタンスを開けても、まあ、見つけにくかった。真っ黒でしたねえ)この頃は色物に惹かれます。着るものは面積が大きいので使いにくい色も小物だと案外使えると感じます。
この赤も好きな色。赤も本当にいろいろありますね。こんな朱赤が好きです。
PCで色がうまく出るかなあ???
先日スカーフを仕立てた漆糸で椿を織り出したものと同じ布でポーチを仕立てました。
とても個性的なもので古布ならではの大胆な柄をお楽しみいただけると思います。
先日仕立てた銘仙のスカーフの残布でポーチを作りました。銘仙ですので薄手。かなりしっかりとした芯を貼って裏には帯の裏地を持ってきましたのでまあ何とかという感じで仕上がったかな?
この銘仙、好きだったのですがもう終わりかなあ~ もう一つはいつも作る御朱印帳入れです。これは黒紬をつないであるのですが出来上がったら、んん、小穴が、ショック! そそっかしい私の性格が災いして時々あるんですよね~ しかししっかり仕上げしまったのでほどく気力なし。いろいろ考えて試してーこれが結論です(笑)。 面白いボタンがあったので付けてみました。
ご朱印帳入れとしては一寸ねえですが、まあ和のポーチとしてどうかな?

漆糸で椿を織り出したなんとも個性的な羽織(だったと思う?)から仕立てたスカーフです。
こうした雰囲気の物はアンティーク着物ならではの物と思います。もうこれはこのままこの図柄を楽しんで欲しい。というものになりました。
この大胆な花柄。なんとも素敵で大好きな布なのですが、もう残り少なくてスカーフ分はこれで最後かなあ??
長さも丸々は取れなかったので真ん中でつないであります。これが功を奏して首に掛けると絵羽のように柄が繋がりました。
裏は全く雰囲気の違う雪輪を織り出した紬を合わせてみました。無地にしようかなと迷いながらこれならリバーシブルで使えるかと欲張ってみたのですがどうかなあ??

古布木綿のスヌード2作目です。わかりやすいように昨日の物と並べてみました。まあどちらも同じようなものですが、今日アップしたものは格子木綿をつないでみました。この木綿は一寸まだ硬めかな~
いづれも穴をふさいである木綿はきりっぱですのでかなり好みの分かれるところかと思います。ただそれなりに厚めで暖かくお使いいただけるものです。

古い木綿です。柔らかく色も褪せて、、ここまで来るにはどれだけの時間がたったんだろう~
こうした木綿、今は襤褸という言い方がありますが、それが高価となっている今の時代。私の母が聞いたらびっくりするでしょうねえ~
木綿もいい具合になるというのはナカナカ難しくて私好みの物を見つけるのは本当に難しい。。結局元がいいものは襤褸になってもいいしもともと一寸なあと思えるものはやはり時間だけの力だけでは及ばないところがあるように思います。
私は襤褸に詳しくないので、そのあたりのところはなんとも言えないのですが。。。